京都市東山に位置する大文字山。京都の夏の風物詩、五山の送り火でも有名です。大文字山は京都市内から簡単にアクセスでき、登山・トレイルルートも充実しています。今回は蹴上インクラインから京都トレイル、大文字山の火床をめぐり、銀閣寺へと至るルートを解説します。
・京都市内で手軽に登山を楽しみたい
・京都市内を一望できるスポットで、絶景を楽しみたい
・トレイルランニングに挑戦したい
大文字山の基本情報
蹴上インクライン~火床~銀閣寺 コース情報
レベル

景色
アクセス

大文字山への登山口である蹴上インクライン、日向大神宮へ車でアクセスする際は、蹴上駅近くのパーキングをご利用ください。また、ゴール地点である銀閣寺周辺のパーキングに停めておくのもおススメです。銀閣寺に停めた場合は哲学の道や南禅寺など東山の観光地を通って蹴上インクライン、日向大神宮へアクセスできます。
公共交通機関で大文字山へ行く場合は、蹴上駅からアクセスできます。また、下山後は銀閣寺道バス停より京阪出町柳駅・三条駅、京都駅等へアクセス可能です。
温泉
大文字山からの下山後、筆者がおススメする温泉はございません。ただし、京都市内には銭湯がたくさんありますので、その中から2つご紹介します。
サウナの梅湯
公共交通機関でアクセスする場合は、京阪清水五条駅、もしくは京都市営バス河原町正面バス停から。
鴨川湯
公共交通機関でアクセスする場合は、京都市営地下鉄北大路駅、京都市営バス植物園前から。
大文字山をもっと楽しむ
大文字山をもっと楽しむための情報をご紹介します。
蹴上インクライン

大文字山へのトレイルの入り口にある蹴上インクライン。インクラインとは傾斜鉄道の意味で、琵琶湖疎水を利用した水運の遺構です。インクライン沿いには桜の木が植えられ、春にはお花見でも人気です。また、写真映えスポットとしても有名で、結婚式の前撮り写真を蹴上インクラインで撮るカップルをよく見かけます。
哲学の道

大文字山の麓にある哲学の道は、銀閣寺付近から南禅寺方面へ、琵琶湖疎水沿いに通る散歩道です。河川敷には様々な木が植えられ、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。哲学の道の由来は、京都大学の哲学者西田幾多郎や田辺元等が散歩していたことから名づけられたとか。
ラーメン(一乗寺エリア)

銀閣寺から少し北に位置する一乗寺エリアは京都屈指のラーメン激戦区です。登山で疲れた体に、濃いめの京都ラーメンはまさに絶品です。
まとめ
今回は大文字山の蹴上インクラインから大文字山火床を経由し、銀閣寺に至るトレイルをご紹介しました。大文字山はとにかくアクセスが良く、京都市内を見渡せる眺望が素晴らしいため、登山初心者の方や気軽に登山を楽しみたい方へ非常におススメです。また、登山前後でも京都市内の観光地にアクセスが良いため、登山以外の楽しみもたくさんあります。
ぜひ、大文字山登山と一緒に、観光も楽しんでみてください。
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