継続的に登山を楽しみたい。登山ができない生活はあり得ない。
登山は、都会の喧騒から離れ、真に自然と触れ合うことのできるアクティビティです。きつい登りの先にたどり着く山頂、眼下に広がる雄大な景色により、圧倒的な達成感をもたらし、心を元気にしてくれます。
一方で大自然が広がるがゆえに、一歩間違うと危険が待ち受けているかもしれません。登山におけるリスクを減らし、自然豊かな環境を継続的に持続していくための心得について解説します。

1:しっかりとした計画を立てる
登山をするうえで計画を立てることは非常に重要です。
登山を楽しむために、眺望が良いポイントやルート選定を事前に確認しておくことも重要です。それ以前に、登山のレベルが自分とあっているか、水分や食料調達ができる場所はあるか、途中でしんどくなった時に引き返すためのルートはあるかなど、安全に登山を終えるための計画が重要です。
なお、現在はYamapなどのアプリを使って登山計画が立てられますので、活用しましょう。
2:最低限の装備は整える
登山では登る山や天気によって、必要な装備があります。一般的に日帰りの低山登山で必要な装備は以下です。また、思っている以上に全身を使ったり、汗をかくケースもありますので、服装には気を付けましょう。

- バックパック
- 登山靴(整備されているところは運動靴でOK)
- レインウェア
- 防寒着
- 地図(スマホアプリでもOK)
- スマホ用バッテリー
- 水分
- 食事
- ゴミ袋
3:暗くなる前に下山する
暗い時間の登山は非常に危険です。当然、街灯はありませんので、日が沈むと一瞬のうちに辺りは真っ暗闇になります。

登山は早出早着が基本です。最低でも16時には下山ができるように計画を立てましょう。また、登山中に時間がひっ迫したら、引き返しましょう。
4:自然環境の保護に注意をする
登山は、雄大な自然の中で自由なアクティビティを楽しめる一方で、人間の活動によって自然が脅かされることもあります。以下の点に注意し、自然環境の保護に努めましょう。
- 原則、登山道以外のところに踏み入れない
- 登山中に出たゴミは必ず持ち帰る
- 動物にエサを与えない
- 動物や魚に触れない
- 植生の保護区域には立ち入らない
- 花や草木を持ち込まない・持ち帰らない
- その他、各地域が定める禁止事項を守る
5:地域の文化を楽しむ
最後にざっくりとした内容ですが、登山の前後はその地域の文化を楽しみましょう。
登山後に近くの温泉や食事を楽しむことは、登山と並んでかけがえのない経験になるでしょう。また、登山をきっかけにその地域の観光を楽しむことで、より登山の体験が豊かになり、思い出に深く刻まれるでしょう。
最後に
登山を楽しむための心得でした。登山は計画の甘さや装備不足によっては身を危険にさらすこともあるでしょう。また、今後登山を楽しむためには、自然保護の観点も忘れてはなりません。
継続的に、登山という雄大な自然の中で、自由になれるアクティビティを楽しんでいくため、ぜひ心がけていきましょう。

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