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【登山レポート】冬の武奈ヶ岳 快晴の雪山登山

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登山レポート

1月に最高のコンディションの中、武奈ヶ岳へ雪山登山へ行ってきました。前日深夜まで寒波の影響で大雪、当日の早朝からは快晴。ふかふかの新雪と澄み渡る青空の中、山歩きを楽しんできました。山頂からは御岳山や北アルプス、白山まで見渡せる最高の眺望でした。武奈ヶ岳は滋賀県大津市に位置し、比良山地の最高峰でもあります。もともと、武奈ヶ岳の山中にある八雲ヶ原にはスキー場があったほど、冬は積雪があります。同じ比良山地の蓬莱山・びわ湖バレイは今もスキー場が有名ですね。今回はイン谷口より武奈ヶ岳に至る冬山登山のレポートです。

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武奈ヶ岳 登山ルート

今回はイン谷口に車を駐車し、青ガレ、金糞峠、コヤマノ岳を経由し武奈ヶ岳へ至り、下山は八雲ヶ原、北比良峠、ダケ道を経由するルートでした。このようなルートです。

2024年1月14日(日)に実施しました。天気は快晴で、前日に大雪だったため新雪ふかふかの状態でした。時間は以下の通りです。

6:00 京都市内出発
7:00 イン谷口
8:30 金糞峠
9:30 コヤマノ岳
10:00 武奈ヶ岳
11:20 八雲ヶ原
11:50 北比良峠
13:00 イン谷口
13:15 天然温泉 比良とぴあ
15:00 京都市内帰着

イン谷口~金糞峠

山科から湖西バイパスに乗って車を走らせていくと、比良ICに近づくにつれ、景色が白くなりテンションが上がっていました。イン谷口のトイレがある駐車場付近はかなりの積雪と橋上の凍結があり、自信がなかったため麓のほうに駐車しました。駐車場にはすでに10台ほど駐車している車がありました。7:00にイン谷口より登山を開始し、青ガレかダケ道どちらから行こうか迷っていましたが、青ガレのほうが先行者のトレースが濃く、青ガレを選びました。結果、青ガレを選択して正解でした。

大山口で積雪は10cmぐらいだったかと思います。大山口から青ガレを進むとさらに雪深くなり、20cmぐらいの積雪でした。途中で朝日が昇ってきており、樹氷とのコントラストや、前方の朝日に照らされる山容が非常に美しかったです。

青ガレは途中の渡渉部以降の岩場の登りが少し恐怖感がありましたが、岩場を超えると危険個所は特にありませんでした。このあたりで軽アイゼンを装着。金糞峠手前で吹き溜まりになっており、腰辺りまで積雪がある箇所がありました。そのため進みが悪くなり、金糞峠まで普段の1.3倍ぐらい時間と体力を要した印象です。金糞峠付近からも朝日と雪山、青空と澄んだ空気の中を歩くことができ、素晴らしい気分でした。

金糞峠~武奈ヶ岳

金糞峠からコヤマノ岳へはひたすら樹林帯を進みます。前方に5名ほど登山者がいたため、トレースをたどらせていただきました。コヤマノ岳の手前からは積雪が深くなり、深いところでは1m弱の積雪があったと思います。軽アイゼンで挑んだため、ずぼずぼはまってしまいなかなか進めない状況もありました。コヤマノ岳からは伊吹山や奥の御嶽山、白山なども見渡せました。

コヤマノ岳から武奈ヶ岳へはさらに積雪が深くなりましたが、トレースを付けていただいた前方の方のおかげでスムーズに進むことができました。感謝ですね。武奈ヶ岳直下からは樹林帯を抜け、辺り一面真っ白に。青空とのコントラストが素晴らしいです。

武奈ヶ岳山頂へは10:00に到着。山頂からは青空のもと素晴らしい眺望でした。御嶽山、北アルプス、白山、伊吹山、鈴鹿山脈、また京都市内や丹波地方の山々など、360度の大絶景でした。坊村方面からの登山者が多く、山頂はかなり多くの人でにぎわっていました。

武奈ヶ岳~八雲ヶ原

武奈ヶ岳からは再びコヤマノ岳方面を目指して下山します。登りで八雲ヶ原方面との分岐にトレースがなかったため、下山時もトレースがなければ金糞峠から下山しようと考えていましたが、八雲ヶ原方面のトレースが1つあったため、八雲ヶ原へ。コヤマノ岳直前の分岐から八雲ヶ原の元スキー場上部までが一番積雪があったと思います。トレッキングポールが3分の2ぐらい埋まってしまうぐらいのところもありました。

八雲ヶ原はカチカチに凍っており、無雪期とは全く違う景色に感動しました。乗ってみようと試みましたが落ちると洒落にならないので断念。冬の八雲ヶ原も素晴らしい景色でした。

八雲ヶ原~イン谷口

八雲ヶ原からは北比良峠を経由し、ダケ道で下山しました。北比良峠からは武奈ヶ岳を振り返ることができました。北比良峠では少し休憩し、下山を開始。このあたりから気温の上昇と太陽の照射により雪が解け始め、ジュクジュクになっている箇所もありました。

大山口へ下山すると、登山開始時からはかなり雪が解けている状況でした。早朝の雪が残っている状態から開始できてよかったと思います。

下山後

下山後は天然温泉 比良とぴあへ。芯から冷えていた体に沁みました。比良とぴあはイン谷口から車で3分ほどの距離にあり、内湯、露天風呂、サウナがありリフレッシュできる温泉です。確か、武奈の湯と八雲の湯があり定期的に男女が入れ替わるのですが、武奈の湯のほうが露天風呂が広いため、僕は当たりだと思っています。今回は当たりで、武奈の湯を楽しめました。

天然温泉 比良とぴあ

まとめ

今回は1月14日(日)に歩いた、武奈ヶ岳の雪山登山のレポートでした。眺望、天気ともに素晴らしく、思い出に残る山歩きになりました。トレースを付けてくださった先行の方にも感謝ですね。

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