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比良山系 武奈ヶ岳周辺の熊情報まとめ(熊の特徴・出没情報・対策)

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日本の山基本情報

滋賀県と京都府にまたがる比良山系(武奈ヶ岳や蓬莱山、蛇谷ヶ峰)周辺の熊に関する情報をまとめます。比良山地はツキノワグマの生息地として知られており、ここ数年でも多数の目撃情報があります。比良山系での登山の際に気を付けるべきポイントもお伝えできたらと思います。

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比良山系に生息する熊の特徴

比良山系に生息する熊は、ツキノワグマです。ツキノワグマは日本では本州と四国に主に生息している個体で、特徴は以下です。

体長1.2メートル~1.5メートル
体重40キロ~130キロ
性格臆病、警戒心強い、子を守るために攻撃
視力弱い
聴力かなりいい
食性雑食、冬眠前後に食欲高い
スピード最速で時速50キロ
行動時間早朝と夕方が活発

個体によって大きさや性格に差がありますが、おおむね上記のような特徴があります。

比良山系の熊の出没情報

比良山系の熊の出没が多いエリアや出没情報をご紹介します。

熊の出没エリア

\消音機能がある熊鈴でオススメはこちら/

比良山系の山麓

比良山系の山麓で目撃情報が多いのは、比良山系南部の途中トンネル周辺、および比良山系北東部の北小松駅付近です。大津市が発信する目撃情報でもこのエリアが多いです。

八雲ヶ原

イン谷口から武奈ヶ岳への登山の際に経由する八雲ヶ原周辺は熊の目撃情報が多いスポットです。八雲ヶ原で実際に熊を見たという情報や、新しい熊のフンも目撃したという情報が多数あります。

八雲ヶ原から武奈ヶ岳へ向かう際にコヤマノ岳分岐を経由しますが、分岐付近でも熊の目撃情報があります。

坊村山中

坊村から蓬莱山への登山道でもツキノワグマの目撃情報があります。白滝山から伊藤新道の間です。

蛇谷ヶ峰・朽木周辺

蛇谷ヶ峰の登山道や朽木周辺も熊の目撃情報があります。

上記は大津市など市町村の目撃情報、YAMAP等の目撃証言をもとに記載しています。蓬莱山やびわ湖バレイ付近は目撃情報はありませんでしたが、熊の生息域は年々広がっていますので、注意が必要です。

周辺の熊の出没情報

比良山系の広い範囲が市域である滋賀県大津市の熊の出没情報は以下からご確認いただけます。

熊の出没にご注意ください!|大津市
大津市ツキノワグマ出没情報地図(目撃情報)文字をクリックすると外部サイトへ移動し、地図が表示されます。【大津市クマ出没マップ】(外部サイトへリンク) (最新情報は黄色マーカー表示)(注)お使いの端末によってはリンクに接続できない場合がありま...

比良山系北部の高島市の情報はこちら。

ツキノワグマにご注意ください!!|高島市
近年、滋賀県内において、ツキノワグマのエサとなる木の実の不作や凶作が続いており、山中のエサが不足している状況から、ツキノワグマがエサを求めて人里近くへ出没することが多くなっています。 集落にクマを寄せつけないよう、また、クマに遭遇することが...

滋賀県の情報はこちら。

ツキノワグマとの遭遇事故を防ぐために|滋賀県ホームページ

熊と出会わないための対策

熊と出会わないようにするための対策をご紹介します。

音を発する

ツキノワグマは非常に憶病な性格の為、人が発する音がすると基本的には逃げていきます。登山をする際は、熊鈴を携帯して自分の存在を知らせるようにしましょう。

マイルートの熊鈴は消音機能があるため、登山前後の移動中や山小屋で周囲に迷惑になることはありません。

熊の出没情報を確認する

事前に熊の出没情報を確認してから登山をするようにしましょう。基本的には都道府県や市町村のホームページなどで公開されています。登山口にビジターセンターがある場合も、熊の情報が公開されている場合が多いです。

万が一熊と遭遇してしまったら

万が一熊と遭遇してしまった際の対策をご紹介します。

音を立てず後退する

熊はパニックになると攻撃する習性と、逃げるものを追いかける習性があります。万が一出会ってしまったら、背中を見せずゆっくりと後退しましょう。

小熊に出会った場合

小熊に出会ったら、近くに親の熊がいる可能性があります。特に母熊は子を守るために攻撃する習性があるため、小熊には近づかずにその場をすぐに離れるようにしましょう。

近距離で対峙し避けられない場合

近距離で対峙し避けられない場合は熊撃退スプレーが有効です。不安な方は熊撃退スプレーを登山の際に持参するようにしましょう。

まとめ

比良山系、武奈ヶ岳周辺は、熊の目撃情報が多数あります。人的被害に関する情報は今のところないですが、登山中に不安な気持ちにならないためにも、事前の対策はしっかりしておきましょう!

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